掃除(2) 庭
ベランダの植木鉢が庭に降りてきたことで前回まではベランダ掃除であった作業は今や庭掃除となりました。
植木鉢そのものはプラスチックが中心ですので比較的簡単に処分できるのですが、問題は中身です。土だけなら一気に庭にまいてしまうのですが、植木鉢の底の方には石が敷き詰められいます。そこで植木鉢の内容を減らしつつ庭の手入れをすることにしました。庭の落ち葉を集めたり、雑草を引き抜いたりしながら、生じた穴を植木鉢の土で埋めたり、植木鉢に生えた苔を庭に移植したりしています。地道な作業です。
時間の無駄?そうかもしれませんね。植木鉢の整理に限らず、前から庭仕事は時間の無駄だと思うことが度々でした。毎年同じことの繰り返し。抜いても抜いても草は生えてきます。徒労感と虚無感、その向こうにあるほんの少しの悟り。草引きって人生のようだなと気付きます。
でも僕はそんな悟りに逃げ込んでいることも自覚しています。僕にはほかにやるべきことはたくさんあるのに無駄に時間をかけて庭掃除をしている。時間の浪費の言い訳に悟りを使っているだけのことなのです。悟るにはまだ早い、悟るべき時が来るまで待とう、ていうか悟らなくたっていいじゃないか。そして自分でも何が正しくて何が間違っているのかわからなくなっていく。最近のいつものパターンです。そしてそのパターンさえも逃避なのです。
そんな袋小路の中に迷い込んでも、草引きを続けていれば少しずつ庭は片付いていきます。とりあえず少しでも時間の無駄を減らすためウォークマンで英会話でも聞きながら草引きができるように環境を整えたいと思います。
でも、本当はこういう細かいことは嫌いじゃないんですよね…。好きでやっているだけかもしれません。
ジュニアNISA(1)
先日僕自身のNISAの申請を行うついでに妻にもNISAの申請をしてもらったのですが、必要な提出書類などが異なるため子供たちのNISAの申請は滞ったままでした。ようやくジュニアNISAにも申請することができました。
制度が切り替わる前に取り寄せた資料なので説明書を読んでもよくわかりません。またどの書類が受理されていてどの書類が新たに提出しないといけないのかもわかりにくく、またしても申請書類に不備があるかもしれません。書類の不備が続出しているらしいことはインターネットのニュースにも出ていました。その影響もあり証券口座の開設数が急減したほどです。
今回の申請がどうなるかはわかりませんが、家に書類を寝かせていても申請が進むわけでもないので、返送されてきても構わないという気持ちでポストに投函しました。
テニス(1)
長らく休んでいたテニスを「始める」ことにしました。テニス歴は決して短くないのですが、たまにしかやらないのでなかなかうまくなりません。下手の横好きです。なかなかスイートスポットに当たらない、そんなレベルです。
いろいろトラブルがあって休止していたのですが本当はもっと早く再開するつもりでした。しかしトラブルが解決してもたもたしているうちに、つまり「始め」られないうちに秋が過ぎ、冬がやってきました。屋外でテニスをしているために冬は他のメンバーがテニスをやりたがりません。その結果、長期間休止することになってしまいました。
今はまだメンバーにお誘いをかけたところで、まだテニスを再開したわけでも予定がたったわけでもありません。立ち止まっていたところから一歩踏み出したというだけのことです。でも新しい一歩であれ、立ち止まった後の一歩であれ、踏み出すことが大切なのです。
掃除(1) ベランダ
しばらくご無沙汰していましたが、何もしていなかったわけではありません。仕事はもちろんしていましたし、「始めた」ブログも今のところ続いています。簡単な家のリフォームにも入ってもらいました。
ただ僕が自発的に始めたと言えるものがありませんでした。リフォームは契約者は僕ですが、妻が主導したものです。ブログを書くという行為に逃げていた一面も否定できません。無為に過ごしていた時間の多くをブログに振り向けたのは良いことですが、それでもまだまだ無駄にした時間は多く、「始める」べきことを先送りしてきました。
停滞した状況を打破するために、ベランダ掃除をしてみました。大層なことを言った後になんともつまらない「始めた」です。でも少し言い訳をさせてもらうと、我が家は平均的な家屋よりベランダが広く、一部屋以上の広さがあります。そこに大きい植木鉢が20近く散乱していたのです。
頭を使うこともない簡単な作業ですがなかなかそれが出来ませんでした。でもやっぱりこういうことを一つ一つこなしていかないといけないんですね。このままではタスクやモノやデーターが積もりに積もってダムが崩壊するように生活が破綻します。このブログの続きを書かないといけないという気持ちもありました。思い切ってベランダ掃除に手を付けました。「始め」れば大した作業ではありません。結局は心の問題なのです。
全ての植木鉢を庭に下し終えましたので、植木鉢を整理しながらそのまま庭掃除に移行していくことになると思います。