読書(9) 「サラリーマンは300万円で会社を買いなさい」 三戸政和

 副題は「人生100年時代の個人M&A入門」です。帯に「堀江貴文氏推薦」と書かれています(ホリエモンは人間としては好きになれないのですが、才能は認めざるを得ません。なんだかんだ言って影響をかなり受けています)。

 僕の拙い国語力でこの本を要約すると

「年金と貯金で生活するには日本人は長生きになり過ぎた。起業するのはなかなか大変だし、素人が水商売なんかやってもうまくいきっこない。今どきはそこそこの会社でも跡取りがいなくて困っているから、そんな会社を安く買って経営しなさい。今ならネットで探せるよ」

ということです。なかなか面白い提案ではありますが、それでも起業する意味はあるのではないか、と起業したことのない僕が偉そうに言ってみたくなりました(この本は起業を否定しているわけではなく、凡人には大変だと言っているだけです)。でもチャンスとお金があれば会社を買ってみたいものですね。