読書(8) 「幸福優位7つの法則」 ショーン・エイカー

 「幸福優位」という題名と表紙に描かれた四つ葉のクローバーは、宗教的な本、スピリチュアルな本を想起するのですが、実は科学的な本です。著者はポジティブ心理学と呼ばれる心理学の研究者です。こちらの本では心理学的なエビデンスと実例をあげながら、『成功と達成に関わる七つのパターン』について詳しく説明していきます。著者の主張を一言でいうと「幸福(ポジティブ)が成功へと導く」といったところでしょうか?僕は何の根拠もなく「行動が人格を作る」と考えているのですが(残念なことに望むような人格が形成されていませんが…)、ポジティブ心理学は根拠を携えた上で数歩先を進んでいるようです。